リタリン

リタリン

リタリンとは、メチルフェニデートを含む医薬品で、難治性・遷延性のうつ病やナルコレプシーなどの過眠症の疾患に対して使われる、中枢神経刺激薬のことです。また、ADHDと呼ばれる注意欠陥多動性障害や慢性疲労症候群にも有効と言われています。

1954年に米国で特許が取得されたリタリンは、当初うつ病、慢性疲労、ナルコレプシーなどの治療薬として使われました。その後、微細脳機能障害やADHDにも使われるようになり、現在はリタリンの約85%をアメリカ合衆国で消費していると言われています。

最近では、日本でも子供の注意欠陥・多動性障害のADHDが増えてくるようになり、リタリンが注目されるようになりました。しかし日本では、乱用の危険性および医療上の有用性の程度によりり第一種から第三種まで分類され、リタリンは最も危険性が高い第一種向精神薬となっています。

リタリンの効果はアンフェタミンなどの覚せい作用に近く、いわゆる「ハイ」な気分になりやすいと言われています。また薬物依存症を誘発しやすく、神経過敏、不眠、消化管症状、頭痛、口渇、嘔気、などの副作用も報告されています。服用には医師の指導が必要です。